幸せに生きる~うつ病公務員の場合~

うつになったけど復活できた公務員のブログ

2019年にうつになって休職した30代公務員のブログです。今は復職し元気に暮らしています。自分の経験が誰かの参考になれば嬉しいです。

異動3か月目~鬱~

3ヶ月目になり身体がおかしくなりました。

 

一番酷かったのは背中と肩の激痛です。コリなのかこれは?ってレベルでした。

帰宅して背中を触った妻は、背中に亀の甲羅が入ってるみたいだと驚いていました。

ほかには下記の症状がありました。

 

・簡単なメールの返信や仕事の段取りがわからなくなる。

・人との話し方がわからなくなる。

・後頭部から首にかけて熱帯びて頭がぼーとする。

・夜中に目が覚めてその後眠れない。

・人と関わりたくなくなる。

・文字が頭に入ってこなくなる。

 

当時は毎日実質3時間睡眠くらいだったと思います。

 あまりにも辛くて、ネットで調べてると近しい症状が鬱病でした。

 でも鬱と認めたくない自分がいたため、慣れれば改善すると言い聞かせて頑張りました。

 

その月の後半には大きな会議を予定していました。それはなんとかしなければならない。きっとその仕事が終われば少しは楽になる。そう思って症状を緩和してもらうために心療内科に行きました。

 

良いと思ったところがなかなか予約が取れなくて、やっと見つけた小さな病院で受診。

 鬱の症状が見られると言われましたが、仕事を続けながら治したいと伝え、抗不安薬抗うつ薬睡眠薬を処方してもらいました。

 

抗不安薬を飲んでみると身体が楽になりました。抗うつ薬と違い抗不安薬は即効性があります。 薬を飲みながら2週間、2日間早退をしましたがなんとか会議当日です。

 

会議はなんとか終わりました。内容どうこうよりも会議が終わったという安心感がありました。でも会議の準備中も先輩の威圧的な態度は変わりありませんでした。

 

その時僕はその人の下僕のような態度をとってました。毎日怒鳴られ、もう自分に何も自信がなく、その人がいなくなったら仕事を教えてもらう人がいなくなると本気で思いこんでいました。普通じゃないですよね…。

 

会議が終わって職場に戻りました。内容を上司に報告しました。

 これで少しほっとするかなと思っていました。

しかし明日以降の仕事を想像すると吐き気がしてきました。

 

結局鬱の状態は良くなりませんでした。

ここのところ自分の居場所は職場のトイレだけです。

 

その日はちょうど金曜日でなんとか土日に立て直そうと思いました。本当は会社に行って雑務処理をする予定でしたが、予定を変更し家族と過ごしました。

 

そして月曜日、身体が布団から動かなくなりました。

 身体が動かない。起き上がれません。これはいよいよやばいと思いました。

 

寝たまま、会社に電話して午前休をもらいました。その日の午後大事な打ち合わせがあったのです。なんとか午後会社に行きましたが、打ち合わせが終わってすぐに帰りました。

 

次の日の朝はなんとか起きて電車に乗りました。しかし途中で震えと涙が止まらなくなり、家に引き返しました。

 

もう限界でした。

 

病院に行くと、うつ状態の診断書がでました。

だけど僕は、休む勇気がでませんでした。期待されてきたのに会社を裏切りたくない、家族もいる、キャリアに傷をつけたくない。今思うとなんでこんなにこだわってたのかと思います。

 

その日の夜、異動して初めて、親しい市役所の先輩に連絡をし相談しました。その先輩は一刻も早く休んだ方がいいとアドバイスをくれました。重症になる前に早く休んだ方がいいと。涙が止まりませんでした。

 

次の日もなんとか会社にいき、上司に診断書を提出し、当面の仕事を引き継ぎ、翌日から病気休暇に入りました。引き継ぎの際も精神的に不安定で涙が出てきました。

 

誰がどう見てもボロボロでした。