幸せに生きる~うつ病公務員の場合~

うつになったけど復活できた公務員のブログ

2019年にうつになって休職した30代公務員のブログです。今は復職し元気に暮らしています。自分の経験が誰かの参考になれば嬉しいです。

大事な人をうつに追い込んだ「あいつ」も大事な人だったらどうする?

以前、「他責に終始しない」というブログを書きました。同じテーマでまた考えさせられる出来事がありました。 

 

rei-re.hatenablog.com

 

僕にはとても仲のいい同期がいます。プライベートでも家族ぐるみで仲良くしています。

 

その同期が最近休職しました。びっくりしました。話を聞いたところ、同じ職場の先輩から酷い言葉を言われたり、仕事を手伝ってもらえなかったりしたそうです。

 

でもその先輩とは以前僕も同じ部署で働いたことがあり、僕にとっては一緒に苦楽を共にした良き先輩でした。そして何よりもうつ病になった際に一番に相談して助けてもらった先輩でした。

 

僕にとっては2人とも大事な人ですが、その2人の関係性は最悪。

同期からは、その先輩がいかに酷い人間か話を聞きました。その先輩のせいで休職に追い込まれた。ひどすぎる。人としてどうかしてる。自分は被害者。

 

そうです。同期にとって先輩はうつに追い込んだ「あいつ」。でも僕にとっては恩人。

 

僕は大好きな同期の話を聞いても、100%先輩のせいだと思うことはできませんでした。

 

話を聞いて、自分の場合も当てはまると思いました。

僕をうつに追い込んだ「あいつ」を大事に思ってる人がいるということ。決して「あいつ」は全世界全人類から忌み嫌われているわけではないということ。

 

そうすると、やっぱり「あいつ」のせいって思ってるだけでは解決しないような気がします。

人生を生きやすいように自分も変わる必要がある。そう思いました。