金曜ロードショー「カイジ」をみて思うこと~見た目が大人の子どもたち~
藤原達也まじかっこいい。
ってだけではなくて、金曜ロードショーでやっていた「カイジ」を見ました。
昔学生のときに見たことがあったので、あっ懐かしいのやっているのなって感じです。
昔見たときは、エンターテイメントとして面白いと思ったくらいでした。
ただ今回見てて結構響いたシーンがあったんですね。
それは主人公のカイジを含めた借金まみれの人たちが、金を返すために船に集められて、これから人生をかけたゲームをしてもらうと悪者から説明をうけたとき。
やることだけ説明をうけて、失敗したらどうなるかとか説明がなくて参加者が紛糾するんです。「説明しろー!俺達には知る権利があるー!」って。
そしたら悪者が「ファッキュー!!」って叫ぶんです。ここは笑いましたが。
そのあとこんな感じのことを言うんです。
「質問したら答えが返ってくるのが当たり前か。求めれば周りが世話を焼いてくる。そんな風にまだ考えているお前らは見た目が大人の子どもなんだよ」
これって僕にも一部当てはまるなっと思いました。質問したら答えが返ってくるのが当たり前とは思っていなかったけど、心のどこかで回り(上司・先輩)が世話を焼いてくれると思っていたのかもしれないって。要は自分の行動を自分で決めきれない人間だったんです。誰か助けてくれる。誰か責任をとってくれる。
だから見た目が大人の子ども。ギャンブルもたばこもやらないし、酒もほとんどやらない、借金も住宅ローンと奨学金以外はない、カイジに出てくる登場人物とは違う一見まともそうに見える自分も、気質は同じだったんだなって。
最後その悪者が藤原達也に負けて、追放されるとき。SPみたいな人に羽交い絞めにされて連れてかれそうになるんのですが、言うんです。
「自分で行く」
かっこいいなと思いましたよ。どんなことでも自分で決める。
人に言われたときに、言われたからやるのか自分で決めてやるのか。そこが大事なのかなって改めて思いました。最新作見に行ってみようかなー。