僕をうつに追い込んだあいつ
僕がうつになった原因で一番大きいのは人です。
県庁で隣席になった先輩。
単純な話で、その先輩に追い込まれました。
目つきが悪く、いつも人に対して威圧的な態度をとっているあいつ。
業務はしっかりやる人でしたが、やり方はかなり雑で横柄でした。
その人はそうでないと、この仕事量は回せないとよく言っていました。
よく言えば要領の良い人間でしたが、基本自分以外の人間を見下してるような気質の持ち主でした。
そいつから僕は仕事をなかなか教えてもらえず、面倒な仕事は全て投げられ、業務が滞りました。そして出来ない僕を罵りました。
たしかに僕にも未熟な点がありました。
でも、その人は大切なものが欠如している人だと思いました。
それは「思いやり」です。
思いやりの無い人。
あいつってなんだったんだろうとこの半年間考えましたが、これに尽きます。
ただ、あいつのおかげで、僕は人を思いやる気持ちの大切さに気づくことができました。
仕事をしていると色々ムカつくことも起きますが、思いやりだけは決して忘れないように生きていこうと思います。
僕を追い込んだあいつ。
正直あいつさえいなければ、と思うときもあるけど。恨んでるだけじゃ前に進めません。
それに思いやりの無い人なんてこの社会には山ほどいます。過去に僕のストレッサーになった人達も、やはり思いやりに欠けている節がありました。
そしてこれからの人生でも必ずそういう人達に出会うと思います。
そしてもし、自分のチーム、部下に人を思いやることのできない人がいたときに、どのようなアプローチをするべきか。自身の経験を活かしていくことができると思います。
僕を追い込んだあいつには二度と会いたくないないけど、いい経験になったのかもしれません。