子どもから学ぶ~喧嘩しても仲良し~
先日妹宅に家族でお邪魔しました。
我が家の娘は2歳、妹の息子は3歳。
娘が1歳のころはよくおもちゃを取られて泣かされていました。
「こわい」ともよく言っていました。
それが娘も2歳になり、打ち解けてはいませんが一緒に遊べるようになりました。
ところが、おもちゃのとりあいが始まりました。
ひとつのおもちゃを巡って引っ張り合い。最終的に力で勝る妹の息子に軍配。
娘ギャン泣き。
そこから妙なことが起こりました。娘がギャン泣きから落ち着いてから、いままで打ち解けていなかった二人が急に仲良くなったんですね。
うそのように二人でくっついてキャッキャしてました。
そこでふと思ったんですね。こどもは自分の感情に正直で、本音でぶつかることを恐れないんだなぁと。本音でぶつかれるから喧嘩しても仲よくなれるんだって。
感情を出すことにセーブがないんだなぁって。
僕も中学生くらいまではそれができていた気がします。それが高校になり、大学になり、社会人になり、どんどん人に本音でぶつかることが怖くなっていく。本音の自分に自信がなく、偽りの自分を演じるようになる。
社会人も10年やっていると、偽りの自分にすら気づかず本音だと言い聞かせて、嫌われたり、評価されなくなったり、下にみられたりするのが怖くて本音でぶつかることができなくなる。その結果ストレスが溜まって、潰れた。
こどもを見て、人間関係は本音でぶつかってなんぼだと改めて思いました。まぁ僕は攻撃的な言葉や暴力はダメだと思うけど。
ただ攻撃的な言葉や暴力で自分の感情を表してくる人たちもいるから、そこには自分も我慢せずに本音でぶつかっていく必要がある。もちろん自分は正当な方法で。
その結果見えてくる人間関係もあるのかもしれませんね。