鬱になった原因は何か
休み中ずっと考えていました。鬱になった原因。1番の原因。
休暇直後はひたすら職場環境を考えました。担当業務の不公平感、高圧的な同僚、慣れない職場環境。
でも結局は自分が原因だったと思っています。
たしかに職場の環境は大変だったと思いますが、それは鬱になるきっかけに過ぎなかったのかなと。遅かれ早かれ、県庁に異動してなくても、ほかのきっかけでいつか鬱病になっていたのかなと感じます。
鬱病になる人は責任感が強い人、完璧主義な人なんかとよく言われます。おそらくそうじゃない人と比べてストレスのダメージが大きいんでしょうね。
僕は人の評価を異常に気にする人でした。人にどう思われているか。嫌われたくない。
いわゆる承認欲求というものでしょうか。僕は自己肯定感が弱く、人から認められることがアイデンティティでした。それで自分を保っていました。昔からなんです。家庭環境は長男で昔から親の言うことを聞く良い子ちゃんでした。
でもこれは無理がある。社会に出ると世の中には色んな人がいて、評価も人によりけり。
期待に応えるために、人の言うことを聞いていれば良いと考える。その結果自分の意見が言えなくなる。自分の意見を言うことはその人に逆らい、嫌われることに繋がると思ってしまうから。そうなると自分がキツイ時、本当は嫌な時も言えなくなってしまう。
そしていつのまにか自分を見失う。上手くいかないことが増えてストレスが大きくなってくるとどんどん見失う。そしてみんなが自分を蔑んでるように感じてくる。なぜなら人の期待に応えられないから。
会社では先輩、上司、後輩からは仕事を頑張る人だと思われていました。仕事が好きでストイックだともよく言われました。だから期待されて県庁に異動になった。でもこれはただ人の求める期待に応えようとして、評価を気にしてた結果なのです。
本当の自分はそんなに仕事が好きではありません笑
僕は会社でこんなことをよく言われました。
・仕事好きそう
・ストイック
・調整力がある
・向上心が高そう
・色々な仕事をしたそう
・社交的
・人と話すの好きそう
・飲み会好きそう
でも本当はこんな感じです。
・仕事そんな好きではない
・真面目なだけ
・毎日同じ仕事をコツコツやりたい
・内向的
・人見知り
・一人でいたい
・早く帰りたい
真逆ですよね
いつのまにか人の期待する姿を演じるようになっていたんです。毎日無理してればどんどんストレスが貯まります。ただ鬱病になるまでは自分にとってこれがストレスだと認識してませんでした。
そしてずっと積み重なってきたものが県庁への異動をきっかけに悲鳴をあげたんだと思います。身体が拒否反応を起こす。これ以上はお前無理だよと。それが鬱病という形ででたのかなと考えます。
これが今思うことです。鬱病になって気づけました。復職後はできるだけ職場と本当の自分のギャップを埋めて生きていければと考えています。