欲求に正直になること。色々な人と話すこと。
仕事を休んで3ヶ月目にある友人が教えてくれたことです。
その彼は県庁で出会った人で、そこまで話したことは無いけど、なんか波長が合うため絶対仲良くなるだろうなーと思ってた人でした。
休んでからも定期的に連絡をくれて、気にかけてくれました。また決して僕を焦らせず、何にも考えないでゆっくり休みなよー、心配ないからーといつも言ってくれました。
そのメールの過程で彼もうつ病に悩んでいたことがあると教えてくれました。
そして僕の休職が決まり、県庁への異動が解消したことで同じ職場に戻ることがなくなったことを僕はメールしました。
3ヶ月で治すことができなくて戻れなかった。ごめん。色々ありがとうと。
そしたら予想外の返事がきました。
「3ヶ月で治るわけないじゃーん!!笑笑」
思わず笑いました。
そして異動が解消しても友人であることを続けて欲しいと言ってくれました。
またそれに続けて、彼がうつ病だったときに本当に効果があったことを教えてくれました。
それがタイトルのことです。
・自分の欲求に素直になる
うつ病になると自分で判断できなくなり、何もかも自信がなくなり好きなものや趣味が分からなくなります。
なのでその日起きてから寝るまでにやることを欲求に素直になることで、自分を取り戻していくというものです。
その日何時に起きたい、何を食べたい、どこかに出かけたい、家で映画みたい…。すべての行動です。もちろん金銭的な制約はあります。
僕はうつ病を治すために色々我慢していたことに気付き、本当に好きなように過ごすことで楽しいという感覚や好きという感覚を取り戻していきました。
・色々な人と話す
うつ病になると仲よかった友人も自分を馬鹿にするのではないかと思ってしまいます。また会っても以前のように自分は上手く話せないという感覚に陥ります。
そこで、家族や友人、恋人、会社の先輩など仲の良い人たちと話すことで、周りは自分が思ってるほど馬鹿にしたりはせず大切にしてくれていることに気づいたり、自分が話したことに反応してくれたりして自信を取り戻していくというものでした。
僕にとっても本当に効果がありました。彼はこれらに加えて印象に残る言葉をかけてくれました。
この病気は人に救われる病気だから。俺も人に救われて今があるんだ。
僕はうつ病になって色々な人に助けてもらっています。そして救われました。
もしこのブログを誰かが読んだとき、少しでも心がほっとするなら、これ以上に嬉しいことはないです。