自分を褒める
リワークの過程で心理士の先生から学びました。
元々僕は自己評価が超低い人間だったので、人に褒められても疑っていたし、何かをやり切っても他の人だったらもっとできたかもしれないと考え、あまり自分を褒めるということができませんでした。
そんな僕ですが、リワークで小さなことでも積極的に自分を褒めて頑張ったことにはご褒美を設定するということを学びました。
そうすることで他人からの評価だけに頼らずに、自己肯定感の向上が期待できるとのことでした。
なので最近では、復帰訓練当日のご褒美はお昼の牛丼にとろろをかける、帰りにアイスを買う。2日目は帰りに気になっていたカフェに行く。1週間終わったらスーパー銭湯に行く、というご褒美を設定しました。頑張った自分へのご褒美があるとモチベーションになりますよね。
コツはどんな小さなことでも、何にもできないときと比べて出来るようになったことは褒めることです。
本当に小さなことです。例えば、病気がひどいときは何も食べたいものがなかった自分が、回復してきて、甘いもの食べたいと感じて買って食べたとき。
「俺自分で食べたいものを感じることができてそれを買って食べることができたわ、すごいなー」と褒めました。
僕が参考にしているうつ病経験者の方の話だと「水を飲めた行為」を称賛していたとのことでした。
これが習慣になってきて、僕は簡単なことでも自分で自分を褒められるようになり、ご褒美がなくても自分を褒める行為だけで心が軽くなって元気が出てくるようになってきました。自己肯定感の向上を実感しています。
一度ボロボロになって何にも出来なくなったからこそ、小さなできることに気づくことができるのかもしれません。それを積み重ねていく結果が新しい自分に生まれ変わることに繋がるような気がします。