幸せに生きる~うつ病公務員の場合~

うつになったけど復活できた公務員のブログ

2019年にうつになって休職した30代公務員のブログです。今は復職し元気に暮らしています。自分の経験が誰かの参考になれば嬉しいです。

「5時に夢中」って知ってる?個人的にうつに良いと思ってる

「5時に夢中」という平日5時から始まるニュース番組があります。

放送局は東京MXですが、僕の住む地域でも見ることができます。

 

内容はというと…ゲスです笑。

下ネタ多めのニュースバラエティで、司会はふかわりょうさん。

日替わりのゲストは岩井志摩子さんやマツコ・デラックスさん、編集者の箕輪さんやホリエモンなどなかなか濃いメンバーで構成されています。

 

この番組の何が良いかというと、出演者がみんな好き勝手発言していること。そして生放送なのに、なんで放送コードにひっかからないのかというくらい発言が過激なところです。

 

この番組の出演者に空気を読むという言葉は皆無な気がします。そのくらい自由奔放。

昔はこの番組がかなり苦手でした。この人たち何言ってんだろうって。

 

でも病気になってからふと家で見ていたとき、出演者が自分の感性に自信をもって自由に発言していて、何よりも出演者がみんな楽しそうなのに気づきました。箕輪さんは朝の情報番組とは全く違う顔をみせてくれます。ホリエモンも箕輪さんもこの番組が一番楽しいって言っているくらいです。

 

世間体ばかり気にしていた僕にとってはこの番組はかなり刺激的で、「~するべき」思想から脱却するひとつの助けになりました。

内容はくだらないことから、刺さることまで様々。職場復帰して生で見れなくなってしまいましたが、たまに録画で見ています。

 

僕が特におすすめなのは木曜の回。コメンテーターが岩井志麻子さんと中瀬ゆかりさんなのですが、自由奔放すぎて神です。でもたまに物事の本質を指すような発言もあるんですよね。

合わない人には本当に合わない番組だと思いますが、興味のある方はご視聴あれです。

うつと薬物依存の類似性について

田代まさしさんが前に言っていたことが心に残っています。

 

毎日薬をやりたいと考えて、毎日耐える。今日は我慢できた。でも明日は我慢できるか分からない。それが毎日。

 

辛いですよね。覚せい剤は今まで感じたことのない快楽で脳が麻痺してしまうそうです。脳がその快楽を忘れられなくて求めてしまう。再発率も高い。

 

うつも少し似てる気がします。一度うつ病になると、ストレス反応が過敏になって不安になりやすくなる。今日は気持ちが安定していたな。明日は大丈夫かな。再発率も高い。

 

ただ個人的に違うと思うのは、うつは根本的には自己防衛機能だと思うこと。薬は「脳が破滅を求めてしまう」のに対し、うつは「自分を守るために不安を頭に生じさせて身体を動かなくする」。自己防衛機能が過敏に反応しすぎる。いきすぎると死にたくなりますが。

 

不安を生じさせるストレスに対する捉え方を考え直すことで、自己防衛機能を正常に戻せば治る。そんな気がします。

励まされた言葉たち

昨年うつ病になってしまいましたが、本当につらい時期は超えた気がします。

最近はかなり安定しました。

 

ここにいたるまでは妻、友人、先輩など色々な人に支えてもらいました。その言葉を書き留めておこうと思います。

 

「この病気は人に助けられる病気だから」「俺はいいたいことを好き勝手言うから、あなたも同じようにしてほしい。嫌な時はいうから」「今日一日通して、何一つ変なことを言ってなかったから安心して」

うつを患ったことがある友人から言われた言葉です。やっぱ気持ちがわかるんですね。まだ体調が悪いときに会ってくれたり、定期的に連絡をくれました。過度に心配した様子を見せずに明るく普通に接してくれました。病気になったとき、自分でもどのように接してもらうのが良いか分かりませんでしたが、「明るく普通に」が一番うれしかったです。

 

「べつに誰でも助けるわけではじゃないよ。あなたが今まで誠実にまじめに働いてたから助けるんだよ」

会社の先輩に言われた言葉です。この言葉は、今までの自分を受け入れる一助になりました。 逆に、誠実にまじめに働いていなかったら終わってたかもしれません笑

 

「人間の幅が広がったな。この経験は将来絶対に役に立つから安心しろ」「てかお前あんなに銀行で辛い目にあったのに、なんでまたうつになるんだよ笑」

僕が尊敬している、前職の先輩に言われた言葉です。10年連続でトップセールスを記録するようなすごい人。例えるならイチローみたいな人です。この言葉はうれしかったな。笑い飛ばしてくれたのも気が楽になりましたね。

 

「今年はあなたが家にいてくれたから、楽しい年だった」

妻から大晦日に言われた言葉です。2019年は半年くらい家にいましたので。楽しい年って、あんな死んでたのにマジかって驚愕しました。家に居場所があって良かったです。うつになったときに、配偶者が味方じゃないと結構きついかもしれません。

 

僕は今まで生きてきて、ヤバい職場を引き当てたり、ヤバい人が上司、先輩になったりとなかなか運の悪い人生を送ってきました。

でもその分、良い人にも巡りあえてきた気がします。プラマイ0って感じですかね笑

 

僕が言われて嬉しかった言葉ですので他の人はどうか分かりませんが、メンタル不調の方へのかける言葉として、ひとつの参考になれば幸いです。

休み明けの身体の重さは「会社に対する自分の捉え方」が原因だと思う

仕事を休んでリフレッシュする。休みの間に英気を養う。

僕は社会人になってからこれがよく分かりませんでした。意味不明でした。

 

土日に休んで好きなことをしても、平日の身体の重みが消えることがありませんでした。何をしても月曜日は身体が重い。何もやる気が起きない。

責任のある仕事を抱えているときは特にとてつもないです。

 

長期休み明けなんて酷いものです。休みが長いほど、休み明けが重い。うつ病ではないときも、行きの電車で貧血になり嘔吐してしまったことがあります。

 

別に休み中に普段と違うリズムで生活しているわけでもなく。ただ、世間一般的なショッピングや、スポーツや、映画などを楽しんでいるだけでもこうなります。

 

昔は休みの過ごし方に原因があると思っていました。だからもっと自分に負担がかからない過ごし方をしようとしたり、むしろ家にいるのが原因かもしれないと考えてアクティブに外で過ごしてみたり。

しかし改善されず、ちょっと前までの結論は「これは生理現象のようなもん」と諦めて、休み明けの苦悩を受け入れて生活していました。

 

しかし病気になって休職中色々と考えて思いました。休み明けの苦悩は「会社に対する自分の捉え方」が原因なのかなって。

 

自分は過度にプレッシャーを感じたり、会社の人間関係で人目を気にしてしまう性格でした。なので会社に行くのにかなり「構えて」いたんですね。

「土日の自分と全く違う自分を作ること」が重さを生じさせていたのかもしれません。

 

今回病気になって復帰訓練している中では、そこまで休み明けに重さを感じていません。

仕事の責任が軽いというのもあるかもしれませんが、この復帰訓練が失敗したら失職するかもしれないので結構プレッシャーはあります。でも重くない。

これは「会社に対して自然体でいこうと思えるようになったから」なのかなと感じます。

問題だったのは休みの過ごし方ではなかったようです。

 

最後に小技です。そうは言うても休み明けやばそうというとき。特に長期休暇に入る前ですかね。

そんなときは休み前に、休み明けの朝に必ず目に付くものへメッセージを残しておきます。僕の場合は手帳です。

手帳に「休む前は全然余裕だったから、今日も大丈夫。」と書いているのを見るだけでだいぶ違いました。合いそうな方はお試しあれです。

 

最後に、今年もよろしくお願いいたします。

ただ時が過ぎるのを待った。そんな2019年を朝マックしながら振り返る。

今日は大晦日

いまだかつてここまで大晦日感を感じない年はないかもしれない。

今日の夜に紅白歌合戦が始まって、ゆくとしくるとしが始まって、除夜の鐘がなるとは思えない。

変な話ついこないだ2019年になったような感覚だ。

 

それくらい、今年は色々なことがありすぎた。でも、ただ日々が過ぎていくのを待った、そんな年だったんだと思います。

 

1月~3月は仕事の引継ぎでてんてこ舞い。早く4月になってくれ、異動させてくれと思っていた。

4月から県庁に異動して、激務。早くGWになってくれと思っていた。

5月~6月で人間関係に悩み、時間が経てば慣れると信じて時が過ぎるのを待ったけど、6月末に壊れてしまった。

7月~9月は心が壊れて、何も感じない時間だった。毎日淡々と過ぎるだけだった。ただ時が過ぎるのを待った。出口のない灰色の世界にいた。

10月~11月になり、色々な人に助けられて体調が回復してきた。

そして11月末から市役所に戻り、正規復職に向けて日々過ごしている。

 

書いてみるとほとんど毎日その日が早く過ぎ去ってほしいと考えたり、何も考えない淡々な時間を過ごしていたんだとと思う。

2020年は毎日なにか幸せを感じながら生きよう思う。今日死んでも後悔しないくらい毎日を大切にしたい。

 

きっと2020年も色々なことがある。2020年を過ぎても死ぬ前での間にたくさんのショックなことがあるかもしれない。

でも、たぶん、この2019年はそのための準備の時間だったのかなと感じる。

2019年にうつにならなければ気づかなかったことが山ほどある。これは自分がこれからの人生幸せに、豊かに生きるための必要な過程だったのだと感じます。

 

今年の夏ごろは、年末をここまで体調を持ち直して迎えられるとは思えなかった。なので幸せです。人を変えることはできないけど、自分は変わることができる。

 

少しでも誰かの役に立ちたい、自分の気持ちを書いてみたいと思い、始めたこのブログ。書きたいことを日々書いています。

そんなブログなのにいつの間にか200人も読者登録していただき、毎日100件以上のアクセスがある。本当にありがとうございます。

 

晦日の朝、妻も子供も寝ている中ひとり早起きして、好きな音楽をかけながら車を走らせ、朝マックしながらブログを書いています。外の景色が見える席で、とても気持ちいい。それだけで幸せです。

 

今年悩んだ人が来年から幸せな人生を送れることを願います(自分も含めて)。

今年もありがとうございました。

うつになったら全力で逃げろ

僕は仕事で追い込まれ、人間関係で追い込まれ、自分を責めまくり、全てに絶望してうつ病になってしまいました。


なかなか逃げる選択肢ができなかった。出口のない暗闇にずっといた。詰んだと思った。


こんな弱い自分を認められなくて死にたくなりました。こんな自分は社会のどこにも居場所がない。


結果会社に行けなくなった。今思うと、ギリギリ会社を休むという選択肢を選ぶことができた。

でも最初は逃げた自分を責めまくり、なかなか病気が良くならなくては焦りの繰り返し。

僕は逃げて半年間。灰色の世界を生きていました。


でも治療を受けて、人に助けられて、時間が経って元気になってきて、社会は限りなく広いことに気づきました。自分の頭が社会を狭くしていただけだった。

逃げて良かった。

ただ、そこが自分の居場所じゃなかっただけだった。


うつ病になるのに色々な原因があるだろうけど、仕事や職場の人間関係に原因があるときは全力で逃げればいいと思います。


害から逃げろ!恥ずかしくないから!

何も考えなくていいから逃げろ!


逃げ切って、少し休んでから考えればいい。

だって逃げないと考えることもできないから。死ぬことしか考えられなくなるから。


逃げてから会社に戻るか、仕事やめんのか、転職するのか、日本にいるのか、海外に行くのか考えよう。


死にたくても、死ぬことも逃げてから考えよう。


そんな風に思います。

メンタル不調はネタにしてくれるとラク

僕だけかもしれませんが。

 

県庁に異動してうつ病になって半年後、市役所に戻ってきた。激やせしている。復帰訓練中。はたから見ると毎日何をやっているか分からない。

 

やばすぎるでしょ。最初はみんながどういう反応するのか不安でした。そして反応は3つありました。「触れられない」「本気で心配されて励まされる」「ネタにされる」です。

 

①触れられない

まあこれはしょうがない。なんで触れないかにはそれぞれ理由があると思います。今はそっとしておこう、話しかけて負担になりたくないという優しい理由もあれば、気持ち悪い、軽蔑もあるかもしれません。まぁ人がどう思っているかなんて分かりませんね。

 

②本気で心配されて励まされる

「大変でしたね、痩せましたね、県庁って酷いところですね、頑張りすぎたんですよ…。」心配してくれるなんてありがたい。本当にありがとう。感謝。

ただ、今は結構大丈夫だからといってもなかなか信用してくれないという

 

③ネタにされる

「あれー!なんか痩せたんじゃない?(知ってるのに)なんかあったん?」

「スーツだぼだぼじゃん!」「休職中で貧乏だと思うからお昼おごってあげる!」

「(知ってるのに)なんで戻ってきたの?」

あれ?文字にすると、いじられてる感がうまく伝わらない…

もちろんこの言葉の内側には「愛」があります。これが意外に一番ラクだったりします。

「いやー色々ありましてー」と明るく返すことができるから。

どうしても病気って自分だとネガティブ要素が大きいって思ってしまいますが、

ネタにしてくれるとコミュニケーションもとりやすいし、どってことないって思えるような気がします。

 

笑いって大事ですね(^^)

復帰訓練5週間〜コクがでた一年〜

今年も仕事納めを迎えることができました。復帰訓練から5週間。

たまに不安になったけど、日々その頻度は減り安定してきました。

 

最近は活動時間中の仕事のウエイトが増えてきていますが、なんとかこなすことができています。

 

最近、自分が変わったと思うことがあります。

 

・必要以上に人と仲良くしようと思わなくなった。

・勉強の意欲が高まった

 

今までの僕は、「職場の人たちとは仲良くならなければならない」とい謎の価値観の中で生きていました笑

まぁ誰からも好かれたかったんです。

だけど、仕事をする上では関係が悪くなければ、仲良くする必要はないことに気づきました。必要最低限でOK。

そうすることで、仲良くしようと頑張るストレスが軽減されました。

 

勉強については勉強が自分を守るものと気づいてから、とても意欲が高まりました。

ふと手が空いたときは、市の条例を読んだり、人事規定を読んだり。

仕事の手法についても、効率化、ストレスフリーのための仕組みづくりを、毎日研究しています笑

知っているか、知らないかで全然違う。ストレスへの備えとして勉強に励んでいます。

 

仕事納めの日の夜は飲み会…ではなくスーパー銭湯でひとりサウナ

2週間前から決めていました。身体を綺麗にして、夕飯を食べました。カレーそば。

カレーが絡んだそばをゴクリと飲み込んだとき、喉から胃まで温かさが通りました。

本当に美味しい。美味しいって幸せだよ。

 

帰り道。仕事終わりの夜の寒さは毎年変わりませんね。毎年、その年を振り返りながら歩いているような気がします。

 

今年は色々あった。生きてきて一番きつかった。

人を信じられなくなった。自分を信じられなくなった。生きる意味が分からなくなった。

だけど、人の優しさに気づくことができた。自分の幸せに気づくことができた。

 

家に帰って、妻とそんなことを話していると、妻に言われました。

 

「病気になって色々なことに気づけて良かったね。結果今年は良かった。あなたは今までシャバシャバのコーヒーみたいだっだけど、病気になって少しコクがでてきたと思うよ」

 

おいおいシャバシャバのコーヒーはないやろ。

そして衝撃のひとこと。

 

「〇〇さん(県庁でうつのきっかけになった人)は客観的に考えてもクソだから、いつか絶対罰があたるから安心しなさい。そして、あなたには助けてくれた人がたくさんいたけど、〇〇さんにはいないから」

 

女子は怖い。そして強いですね

勉強する意味~自分を守るため~

僕は勉強があまり好きではありませんでした。

 

特に社会人になってからですかね。自己啓発の勉強や仕事のスキル向上のために勉強するのが苦痛でした。

たぶん本気で身に着けようと思ってなかったのかもしれません。勉強よりも経験。仕事を長く続けていれば自分なりのスタイルが身につくだろうと思ってたんですかね。

 

その結果がこれです。うつ病で治療中。

 

そして二度と再発したくないと思い、うつに関する本を読み漁り、うつにならないためのコミュニケーション法、認知行動療法、時間管理法などを勉強しました。

 

その結果、日々の生活に少なからず活かせている気がします。

そして思ったのが、勉強は「自分を守るため」なのかなって。

 

今までの自分は、勉強をする意味は「勝つため」だと思っていた気がします。だからなんかしっくりこなかったのかもしれません。守り方を知らなかったので、攻め方だけ勉強しても役に立った実感を持つことができなかった。

 

今は守り方を勉強しています。一度守ることに失敗していますし、自分の弱かった部分なので勉強していて納得できることも多いです。

 

「攻撃は最大の防御なり」という言葉があります。

でも僕は「防御なくしては攻撃できず」だと思います。

 

今後も自分を守るための勉強を続けていきます。

悲しくなってしまう自分が悔しい

年末のこの時期はどこの課も予算折衝の大詰め。バタバタしてます。


昨年の僕はその真っ只中で一生懸命頑張っていました。


今年、県庁から戻ってきた僕はそれを目の当たりにしながら、単調なエクセルシートの打ち込み作業を行なっています。


自分の状況は受け入れましたし、病気ををプラスに考えていこうと思ってます。

働き方や考え方を考える良いきっかけになりました。学ぶことがたくさんありました。

なのでふだんはどってことない。

復職訓練も順調ですし、体調も良くなっている。


だけど、同世代の職員がバリバリやってるの何度も目の当たりにすると少し悲しくなります。

去年は同じ土俵に立っていたのに…。


悲しくなってしまう自分が悔しい。まだ自分を許せていないのか、認めることができていないのか。


もう少し時間が必要なのは分かってます。いまできることを無理なく焦らず。

この経験は必ず自分にプラスになると信じて。

こんな日は、早く家に帰って幸せを感じよう。

今年もあと少し。

復帰訓練4週間〜必要とされている実感〜

一か月たちました。最近は計算や脳トレなど行う復職ドリルを終え、業務資料の作成補助などをしています。

 

仕事をすることに全く自信がありませんでしたが、最近は仕事の感覚が少し戻ってきた気がします。社会生活に慣れてきたのかもしれません。無理は絶対しませんが。

 

あとは人に必要とされている実感を持つことができました。

 

簡単な業務しか行っていませんが、それでも誰かの役に立っている実感がある。

心配した同期、先輩、後輩が職場に会いに来てくれる。

 

これだけで、いや、こんなにあれば十分です。

 

病気が酷いとき自分は無価値だと思っていましたが、必要とされていると思うと気力が沸いてくるものです。久しぶりの感覚です。

 

まぁ中には異動前はあれだけ「期待しているよ」「県庁の次はうちの課で待ってるよ」と言っていた人だったのに、病気で戻ってきた途端無視されるとかもありましたけど…

 

「マイナス」よりも「プラス」に目を向けられるようになってきました。

まだ訓練中なので油断はできませんが、無理なくやっていきます。

木下医師のパワハラ騒動は心が痛くなる

文春で木下医師のパワハラ疑惑が報道されましたね。

記事を見てぞっとしましたね。また権力者かって。

 

木下医師の正式な会見などがされていないので、まだなんともいえない部分もあります。被害者側の情報量の方が多いのでフェアじゃないかもしれませんが、思ったことを綴ります。

 

コメンテーターが「パワハラは微妙な問題だ」とか「当事者間でないと分からない」とか言ってますよね。いやいやもうちょい言えるやろって思いましたが、このコメンテーター達もたぶん権力者側で自分にもそういう一面があるから「ぼかす」のかなって思いました。

 

その中でスッキリの加藤さんが「注意や怒ることは悪くないけど、怒られる側の自尊心を傷つける怒り方は違う」って言っていたそうです。

この意見も賛否両論らしいですが、僕は結構的を得ているかなって思います。

 

仕事をしている以上、怒られることは避けられません。そりゃ失敗したら怒られるよ。

でもそこに「暴力」や「暴言」を使う必要はないですよね。

 

あとは怒られた理由に「理不尽さ」があった場合、人はストレスを感じると思います。

 

今回の報道の内容が真実であったなら「車のドアを閉める音がうるさい」という理由は理不尽さを感じますし、「鼓膜破れたら、お前に俺の慰謝料払えんのか」っていう言葉は指導でなく恫喝だと思います。

 

まぁあとさらっと流されているけど、木下先生の言動で7人辞めてるっていう事実が本当なら、木下先生に反論の余地はないと思いました。

 

やっぱり金や権力をもった人は怖いですね。

子どもから学ぶ~喧嘩しても仲良し~

先日妹宅に家族でお邪魔しました。

我が家の娘は2歳、妹の息子は3歳。

 

娘が1歳のころはよくおもちゃを取られて泣かされていました。

「こわい」ともよく言っていました。

 

それが娘も2歳になり、打ち解けてはいませんが一緒に遊べるようになりました。

ところが、おもちゃのとりあいが始まりました。

ひとつのおもちゃを巡って引っ張り合い。最終的に力で勝る妹の息子に軍配。

娘ギャン泣き。

 

そこから妙なことが起こりました。娘がギャン泣きから落ち着いてから、いままで打ち解けていなかった二人が急に仲良くなったんですね。

うそのように二人でくっついてキャッキャしてました。

 

そこでふと思ったんですね。こどもは自分の感情に正直で、本音でぶつかることを恐れないんだなぁと。本音でぶつかれるから喧嘩しても仲よくなれるんだって。

感情を出すことにセーブがないんだなぁって。

 

僕も中学生くらいまではそれができていた気がします。それが高校になり、大学になり、社会人になり、どんどん人に本音でぶつかることが怖くなっていく。本音の自分に自信がなく、偽りの自分を演じるようになる。

社会人も10年やっていると、偽りの自分にすら気づかず本音だと言い聞かせて、嫌われたり、評価されなくなったり、下にみられたりするのが怖くて本音でぶつかることができなくなる。その結果ストレスが溜まって、潰れた。

 

こどもを見て、人間関係は本音でぶつかってなんぼだと改めて思いました。まぁ僕は攻撃的な言葉や暴力はダメだと思うけど。

 

ただ攻撃的な言葉や暴力で自分の感情を表してくる人たちもいるから、そこには自分も我慢せずに本音でぶつかっていく必要がある。もちろん自分は正当な方法で。

その結果見えてくる人間関係もあるのかもしれませんね。

お金を使う目的は「ストレスを減らすため」

お金の使い方が変わりました。

今までは惰性的な人付き合いや、よく理由もないまま意識もなくお金を使っていました。行きたくない飲み会に行ってお金使ってストレス溜まるとか日常茶飯事でした。浪費家ではなかったけど。

 

最近のお金を使う基準はずばりひとつ

 

「ストレスが減少するかどうか」です。

 

いつも考えています。

家に買うインテリア。これを毎日眺めていたらストレス減りそうだなー。

アイス。家帰って食べたら幸せな気持ちになるなー。

スタバでコーヒー。飲んだらほっとするなー。でもスタバは高いから今の自分のストレス的にはマックのコーヒーで十分だからマックにしよ。

 

とはいうても高いものは「お金が減るストレス」もあるのですぐには実行できません。

そういうものは自分のタスクリスト「大きな目標」に入れています。

 

・眼内コンタクト(ICL)の手術をする

・ハワイ旅行に行く

・欲しい車を買う

 

そしてこの目標を達成するために今できることもタスクリストに設定しています。

500円貯金する、ちまちまポイ活する、お昼はお弁当にする、コーヒーは家から持っていく…などなど。ストレスにならない程度にね。

 

タスク等の考え方について気になる方は下記の記事の覗いてみてください。

 

rei-re.hatenablog.com

 

特に眼内コンタクトレンズはやりたい気持ちが強いです。朝のコンタクトレンズをつける時間、夜のコンタクトレンズを外す時間、眼鏡が探す時間、眼鏡が鼻からずり落ちる手間…。ストレス効果高い!

両目で50万くらいかかるので、今はできないですが数年以内にはやりたいものです。

お酒と薬

忘年会の季節でもあり、僕が少し元気になったのを聞きつけた方々から飲み会のお誘いがくるようになりました。

基本は断っていますが、本当にお世話になった方からのお誘いがあり行くことにしました。病気になってからは全くお酒を飲んでいないですし、まだ薬を飲んでいるので本来お酒は絶対ダメです。もちろんその方もお酒は飲まなくてもいいと仰ってくれました。

 

とはいうものの一日薬を休めば少しはお酒を飲んでもいいかなと思い、試してみることにしました。僕も久々に少し飲みたかったんですね。

結論から言うと、薬を飲んでいるうちはやっぱりやめた方がいいかもしれません。

 

その会はとても楽しかったです。お酒はビール3杯くらい。ほろ酔いって感じでとても気分が良かったです。ストレス解消にもなりました。一応夜寝る頃にはアルコールが抜けるように、飲み会の時間は早めにしてもらいました。

その日は夕食時に飲んでいる抗不安薬、寝る前の抗うつ薬睡眠薬も控えました。

 

家に帰って、悪いことにシャワーも入らずソファで寝てしまったんですね。ここまで気分はとても良かったです。

ただ2時間後くらいに目が覚めました。こんなとこで寝たら風邪ひくから寝室に行こうと思いたったときです。

 

まず付けっぱなしにしていたテレビの音が異様に大きく感じました。音量は「2」くらいなのに「20」くらいの感覚でした。なんかおかしいなと思いましたが、寝室にいきました。いつも通り加湿器と暖房をつけました。

そしたら加湿器と暖房の音がすごく大きな音に聞こえました。とにかく気になるんです。その後は外の風の音まで気になりだしました。

 

その後2時間全く寝れませんでした。眠いのに。

2時間後どうしようかと考え、最後にお酒を飲んでから5時間程度空いていたので抗不安薬抗うつ薬睡眠薬を飲みました。

 

そしたら音が収まり、ぐっすり眠ることができました。翌日は快調でした。

僕が思うにこれは「抗不安薬離脱症状」と「お酒による神経の高ぶり」が影響したのかなぁと思います。

抗不安薬は半年ほど飲んでいます。飲み始め当初と比べて不安が減少するといった効果は感じていませんでしたが、実は効いていたみたいですね。そこにお酒による神経の高ぶりが影響したのかもしれません。

 

あと抗うつ薬は連続的に飲むことに意味があるともいいますので、うつの症状が落ち着いていない方は抗うつ薬を止めることはしない方がいいと思います。

僕の場合は、飲み忘れた場合は朝でも良いと主治医に聞いたことがあるこで、お酒を飲んだ次の日に飲もうと思っていました。

 

やはりお酒については慎重を期す必要があると感じた出来事でした。